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メスを巡るオスたちの死闘! 済州伝統の“マルサウム(闘馬)”

WoW!コレ?
▲鉄網が張られた円形競技場。

鉄網で囲まれた丸い競技場で、黒い色牡馬 2 頭が雌馬を巡って闘っている。馬の特技である後ろ足蹴りをしたり、前足で相手を捕らえて押し退けたりもする。さらには、歯で相手の体を噛みちぎったりもする。牡馬 1 頭は相手の後ろ足蹴りに遭い、鼻血が出た。 10 分近く互いに蹴り合い押し合っていたが、 1 匹が闘う意志を失くし、周囲をそわそわと歩き回る。決闘に勝った牡馬は、雌馬に近付き、雌馬の首を愛撫しながら愛情を示す。

去る 5 月 20 日、果川(クァチョン)競馬公園で開かれた済州(チェジュ)伝統の“マルサウム ( 闘馬 ) ”の様子である。馬は普段おとなしいが、発情期になると雄が雌を手に入れるための闘いを繰り広げる。これを利用し、馬が多い済州道では、闘馬大会が定期的に開かれている。しかし、首都圏で開かれるのは今回が初めてだった。そのため、多くの人々の関心を集めたが、動物保護団体は動物虐待とし、闘馬大会の現場で、この行事の中止を要求するデモを行った。

馬のバトルが、人々の“マル(語)”バトルにまで広がった済州伝統の 闘馬 写真を紹介する。

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▲雌馬を真ん中にして、牡馬たちが闘い始めた。

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▲牡馬が後ろ足で立って前足で相手をつかんで噛みついている。

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▲後ろ蹴りする馬。馬の後ろ蹴りは強力だ。馬といえども、他の馬の後ろ足で蹴られたらとても痛いはずだ。準決勝で闘う馬たち。前方にいるまだら模様の馬が雌馬だ。

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▲決勝戦で“秘密兵器”(写真左)を追いかけて噛みつく“黒風”(写真右)。結局、“黒風”が勝った。片方の牡馬が相手の馬に背を向けたり、雌馬に近づくのを止めたらもう 1 頭の牡馬は相手をそれ以上攻撃しない。

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▲他の牡馬をやっつけ最終勝利者になった“黒風”が、雌馬に近づき求愛している。雌馬は闘いに勝った牡馬と交尾をする。

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▲ しかし“黒海”が雌馬と交尾しようとすると、主催側が 2 頭を引き離そうとしている。多くの人たちが見ている中で、馬たちが交尾することを主催側は望まなかった。

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▲ 闘いでは勝ったが、人間に阻まれて雌馬と交尾をできなくなった“黒風”が、怒って飛び跳ねている。こんなことになるのを知っていたら、血を流すまで闘わなかったのに、と抗議しているようである。

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▲ この時、動物保護団体の会員たちが、 闘馬 は動物虐待だと叫びデモを行った。周囲にいた職員たちがデモ参加者たちを制止し、大きな混乱は起きなかった。

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▲ 闘いでは勝ったのに、雌馬と交尾もできずにトラックに積まれる“黒風”を、雌馬がうらめしそうに見ている。

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▲ 牡馬も去り、1人取り残された雌馬が、砂場の上で寝転がっている。

 

今回の大会 を見る視線は、賛成と反対に分かれた。

動物保護団体は、協議場に入ってきた牡馬たちが闘わないと、人間が鞭を振り回し脅して闘うことを強要し、発情していない馬にはホルモン注射をして発情を誘導する伝統 の闘馬 は、これ以上継続されてはいけないと主張した。

これに対し、 済州 伝統の闘馬を主催した<済州馬生産者協会>のある会員は、「牡馬たちが雌馬を手に入れようと闘う時、相手が闘いを放棄したらそれ以上攻撃しないから、残忍な闘いではない。そして今回の大会は、馬にホルモン注射を投与していない」「むしろこういう大会があることによって、済州馬を広められるし、そうすれば済州馬の数を増やすことができるので、済州馬たちにとってもいいこと」と答えた。

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