
去る 2月 1日、海兵隊捜索部隊将兵たちの冬季訓練を取材した。今回の訓練は酷寒と雪寒地の戦場環境を克服し、生存能力を鍛えながら冬季戦闘技術を熟達するなど、冬季戦闘の準備態勢を目的とする訓練だ。
海兵隊捜索隊の雪寒地訓練は、“上着脱衣走”から始まった。勇壮な軍歌の声は、静かなファンビョン山一帯に響き渡った。
腕立て伏せなどの各種体力訓練と耐寒訓練を実施した。海兵隊を代表する武術“無敵道(ムジョクド)”の修練では、相手方の戦意を失わせてしまう特有の気合いの声と共に、素早い身の動きで相手を制圧する。
海兵隊捜索部隊は上陸作戦の際、主力部隊が上陸突撃を実施する前に水中・海上・空中から侵入し、水路、上陸海岸、道路網、ヘリコプター着陸地帯、投下地帯などに対する諜報入手などの任務を遂行する。また、地上作戦では空中または内陸に侵入した後、偵察監視、火力誘導、戦闘被害評価、打撃などの任務を担当する。
▼“無敵道”を修練中の海兵隊捜索隊
▼無敵道”修練で熱くなった体を、戦友たちと一緒に冷ます雪マッサージをする。分厚い服を着ていても寒いはずなのに、捜索隊員たちはむしろ楽しそうな表情だ。

▼続いてスキーと雪皮(干したクズやワラなどで編んだ雪用の靴)を利用した雪上機動訓練、物資、患者移送法及び主特技課題訓練、偵察技術熟達訓練、冬季生存訓練、小部隊戦術訓練など様々な訓練を実施した。

▼雪上装備の 1つであるスキー。
▼膝まで入る雪の深さに移動するのも容易ではない。しかしスキーと雪皮を利用した捜索隊員は、雪原をスムーズかつ戦略的に移動し任務を遂行した。
▼雪原で捜索隊隊員たちは潜伏地を構築した。潜伏地に隠れている隊員たちは、どこにいるかを指揮者が教えてくれなければ捜せないくらいだ。捜索隊員は潜伏先から約 2km離れた目標物に照準射撃を実施するが、彼らの弾丸は百発百中目標物に的中した。
▼最も難しそうな訓練は、水中侵入訓練だった。訓練場から車に乗って約 20分間移動したファンビョン山近くにあるドアム湖一帯で実施したこの訓練は、零下の天気で分厚く凍りついた川を割り、水中装備を備えた隊員が水の中で敵陣に侵入するというものだった。 (左)
水中侵入装備。 (右)

▼水の中に侵入した隊員は、警戒しながら動き敵陣に侵入する。
▼海兵隊1師団 捜索隊
今回の冬季訓練の中で最も過酷な訓練は、 2日から 14日までの 13日間、 1日も休まず約 400Kmを歩く“千里行軍”だ。捜索隊員たちは訓練場を出発し、 1日平均 30.76kmを歩き韓半島を縦断し、行軍中に空中機動訓練も併行する予定だ。一方、 1師団捜索隊の冬季訓練が終わると、続いて他の師団たちの冬季訓練が続くという。
今回の訓練を指揮しているイム・サンジン中佐は「体感気温零下 30度という状況で繰り広げられている今回の訓練を通じて、劣悪な作戦環境でも任務を成し遂げられるように戦闘力を鍛えている」と伝えた。
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